第1章 まずは基礎からはじめよう

• 決算書とは何か?
• 各種資料の性質と押さえるべきポイント
• 損益計算書とは何か?
• 貸借対照表とは何か?
• キャッシュフロー計算書とは何か?
• 財務三表は互いに密接にかかわっている
• 決算書の欠点を補うのが試算表
• 試算表の限界を押さえておこう
• 決算書や試算表を読む前の心構え
• 第2章 損益計算書は比較と比率で勝負する
• 利益計算ごとに構成される損益計算書
• 売上原価の計算には注意が必要
• 損益計算書の検討はまず利益から
• 前期の損益計算書と比較して原因をより深く特定する
• 売上比から適正水準を判断する
• 同業他社との比較も有効
• 異常な対前期比を検討して原因を特定する
• 売上比の大きい科目だけピックアップしても面白い
• 損益計算書の読み方をまとめてみる 

第3章 貸借対照表はボックス図で勝負する

• 貸借対照表の構成/まず、ボックス図を書いてみよう
• 第一に借金依存体質か否かを確認
• バランスが重要/流動資産には問題児がいる
• 目標値と望ましいボックス図を覚えておこう
• 貸借対照表の読み方をまとめてみる
• 目標値を大きくクリアしても問題がある?
• 効率性の判断は貸借対照表の残高と損益計算書の営業利益を比較する
• 会社の利益とビジネスの効率性の関係
• 回転率とは何か/利益率の考え方
• 総資本回転率、営業利益率、総資本営業利益率の関係

第4章 キャッシュフロー計算書はパターン分析とフリーキャッシュフローで勝負する

• 中小企業こそキャッシュフロー計算書が重要
• キャッシュフロー計算書は純然たる事実を表す
• キャッシュフロー計算書は2パターンで作られる
• 3つのセクションからなるのがキャッシュフロー計算書
• 主なパターンは5パターン
  その他のパターンも見ておく
• パターンと認識を一致させる
• セクション別にパターンの原因を押さえておく
• 減価償却費の不思議
  投資活動によるキャッシュフロー、 財務活動によるキャッシュフローの増減要因も押さえる
• 次に見るのは「お金が十分にあるか」/キャッシュフローマージンとは?
• キャッシュフロー計算書の読み方をまとめてみる

第5章 実践編で力を付ける

• 実践の際の注意点
• まずは損益計算書から
• 次に貸借対照表
• 同業他社の比率も確認しておく
• キャッシュフロー計算書を確認する
• 同業他社のデータも確認しておく
• 財務三表の状況をまとめてみると...