介護計画書

介護計画書とは、介護サービス計画（ケアプラン）で必要とする内容に従って作られる計画書のことを指します。

介護保険によるサービスを受ける前には、自治体によって要介護状態の認定をしてもらうことから始まります。

それからケアマネージャーに依頼し、介護を受ける本人や家族の希望を取り入れながら、ケアプランを作成してもらいます。

ケアプランが作成されたら、介護サービス業者と契約を交わします。

介護サービス業者はケアプランに沿ったサービスを行いますが、このとき作成されるのが、介護計画書です。

介護計画書には介護の目標（長期的・短期的）、介護の期間、場所、担当、具体的な介護の内容や手順などが記されています。

この介護計画書が無ければ、現場で介護に携わる人がどんな介護をしないといけないのかが分かりづらくなります。

つまり、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づき、適切な介護ができるように介護サービス事業者が独自に作成したのが介護計画書ということです。

種類が色々とあり、通所介護計画書や訪問介護計画書などがあります。

ケアプランがあれば介護計画書はいらないのでは？とも思われますが、介護の質を向上させるためにも必要なものです。